「うちのデグー、ちょっと痩せた?」「この体重って普通なの?」——デグーを飼っていると、一度は体重が気になる瞬間があります。
結論からお伝えすると、健康な成体のデグーの体重はおおよそ170〜300gが目安です。ただし個体差が大きく、大切なのは「平均と比べること」よりも**「その子自身の体重の変化を記録して把握すること」**です。
この記事では、年齢別の体重の目安、自宅での正しい測り方、体重が増減したときに確認したいポイントをまとめます。
我が家でもデグーの「こげ」を飼っており、お迎えの頃から体重を記録し続けています。この記事の内容は、その記録の経験をもとにしています。
デグーの平均体重の目安(年齢別)
| 時期 | 体重の目安 |
|---|---|
| 生まれたて | 約14g前後 |
| 生後1〜3ヶ月(お迎え時期) | 60〜150g程度 |
| 生後6ヶ月頃 | ほぼ成体に近い体重に |
| 成体(1歳以降) | 170〜300g程度 |
デグーは生後6ヶ月頃までに急速に成長し、その後はゆるやかに安定します。成体の体重は個体差がかなり大きく、骨格の大きな子なら300gを超えても健康なことがありますし、小柄な子は200gに満たないこともあります。
「平均より軽い=不健康」ではありません。 見るべきは平均との差ではなく、その子の体重が「急に」変化していないかどうかです。
体重の正しい測り方
用意するものは2つだけです。
- キッチンスケール(0.1g単位でなくてOK。1g単位で十分です)
- デグーが入れる容器(プラケースや小さめのボウルなど)
手順は以下のとおりです。
- 容器をスケールに乗せ、風袋引き(ゼロリセット)する
- デグーを容器に入れて数値を読む
- 同じ条件で記録する
ポイントは**「毎回同じ条件で測る」**ことです。食後と空腹時では数グラム変わるため、「朝の餌やり前」など時間帯を固定すると変化を正確に追えます。
測る頻度は週1回で十分です。毎日測る必要はありませんが、後述する「気になる変化」があるときは頻度を上げてください。
ちなみに、うちのこげは抱っこをさせてくれないタイプなので、最初の頃は体重を測るのにかなり苦労しました。同じように「抱っこできないから測れない」と思っている方も、容器に入ってもらう方法なら無理なく測れるので、ぜひ試してみてください。
体重が減ったとき・増えたときに確認すること
体重が減ったとき
短期間(1〜2週間)で体重の10%近く減った場合は注意が必要です。以下を確認してください。
- 食欲はあるか: 牧草やペレットの減り方がいつも通りか
- 歯のトラブル: デグーは歯の不正咬合が起きやすく、食べたそうにするのに食べられない場合は歯が原因のことがあります
- 糞の状態: 小さくなっていないか、数が減っていないか
当てはまる場合や減少が続く場合は、早めにエキゾチックアニマル対応の動物病院を受診してください。デグーは不調を隠す動物なので、体重は病気の早期発見につながる数少ない客観的なサインです。
体重が増えたとき
成長期を過ぎてからの継続的な増加は、肥満のサインかもしれません。デグーは糖代謝が苦手で糖尿病になりやすい動物です。おやつ(特に糖分の多い果物やひまわりの種など)の量を見直し、主食は牧草中心の食生活を保ちましょう。回し車や部屋んぽでの運動量の確保も大切です。
「記録」が体重管理のすべて
ここまでの話をまとめると、デグーの体重管理でやることは実はシンプルです。
- 週1回、同じ条件で測る
- 記録して、変化を見る
- 急な増減があったら食欲・歯・糞をチェックし、続くなら病院へ
紙のメモでも十分ですが、グラフで見られると変化に気づきやすくなります。数字の羅列では見逃す「じわじわした変化」も、グラフなら一目でわかるからです。
実際、うちのこげも最近、少しずつ体重が増えて太ってきているのですが(笑)、それに気づけたのもグラフのおかげでした。このまますくすく育って、健康でいてほしいものです。
体重をグラフで記録できるアプリ「うちのデグー」
手前味噌ですが、筆者はデグー専用の記録アプリ**うちのデグー**を開発・運用しています。
- 体重を入力するとグラフで推移を確認できます(1ヶ月/3ヶ月/1年)
- 餌やり・給水・掃除・部屋んぽをワンタップで記録
- 記録は家族とリアルタイムで共有できます
無料で使えますので、体重管理を始めるきっかけになれば嬉しいです。アプリの詳細は「うちのデグー」アプリページにもまとめています。
まとめ
- デグーの成体の体重は170〜300g程度が目安。個体差が大きい
- 平均との比較より、その子自身の変化を見ることが大切
- 週1回・同じ条件で測って記録する
- 短期間で10%近い減少があれば、食欲・歯・糞を確認し、早めに受診を
- 増加傾向なら、おやつと運動量の見直しを
体重記録は1回1分でできる、いちばん手軽な健康チェックです。今日から始めてみてください。