新しいアプリ「うちの基本情報技術者ノート」を作っています。基本情報技術者試験(FE)の科目A・科目Bの両方に対応した学習アプリです。
科目Bから逃げないことにしました
2023年からの新試験で、多くの受験者がつまずくのが科目Bです。擬似言語のアルゴリズムと情報セキュリティの事例問題が出るのですが、科目Aのような「用語を覚えれば解ける」問題ではありません。
そして、ここを避けている教材が少なくありません。科目Aの問題数だけが多くて、科目Bは数問だけ、というものです。作る側の理屈は分かります。擬似言語の問題は1問あたりの作成コストが四択の何倍もかかります。
それでも、落ちるのは科目Bで落ちるのだから、そこを厚くしないと意味がありません。IPAが公表している擬似言語の記述形式に沿った問題を収録し、トレースの手順や、境界の読み違いといった典型的なミスまで解説することにしました。
496問から、1,984問を自動で作る
科目Aは四択問題を496問収録します。分野別の内訳は、基礎理論84/コンピュータシステム84/技術要素132/開発・マネジメント98/ストラテジ98です。
加えて、四択の全選択肢を自動で○×の正誤問題に変換しています。496問×4選択肢で1,984問。これは単なる水増しではなく、学習効果の面で意味があります。四択は消去法で当たってしまうことがありますが、○×は選択肢ひとつひとつの正誤を判断させるので、あいまいな理解が表に出ます。
同じ理由で、個数問題(「正しいものはいくつあるか」形式)も自動生成します。消去法がまったく効かない形式なので、仕上げの確認に向いています。
模試は3種類
- 回別模試(第1〜8回)…収録問題を重複なく60問ずつに分けた通し受験。本試験と同じ分野配分です
- 模擬試験(60問・ランダム)…毎回違う組み合わせで実力を確認
- クイック模試(10問)…すきま時間の力試し
回別模試を用意したのは、「同じ問題が出てきて点が上がっただけ」を避けるためです。重複なく分けてあるので、8回ぶんは純粋に初見の通し受験になります。
「なぜ落ちるか」を記録します
正答率だけを見ていても、対策の方向は決まりません。同じ60%でも、知識が足りないのか、問題文の読み方が悪いのかで、やるべきことが正反対だからです。
そこで、解答直後に「知識なし/うろ覚え/読み違い/引っかけ」をワンタップで記録できるようにしました。分野ごとに集計して診断するので、「技術要素は知識不足、ストラテジは読み違いが多い」といった切り分けができます。
暗記を増やすべきなのか、落ち着いて読むべきなのか。ここが分かるだけで、残り時間の使い方が変わります。
受験日を入れると、毎日のノルマが決まります
受験予定日を入れるだけで、試験までの日数から毎日のノルマを自動で組み立てます。基礎固め → 技術要素 → マネジメント・ストラテジ → 総仕上げ、と段階的に進みます。
大事なのは、予定より遅れても翌日以降が自動で調整されることです。計画は必ず崩れます。崩れたときに作り直しを強いられると、そこで学習そのものが止まります。
直前対策と受験ガイド
頻出計算の公式(稼働率、MIPS、実効アクセス時間、サブネット、EVM、損益分岐点など)と、分野別の要点整理を収録します。法改正・制度改訂まとめ(CBT移行、シラバス改訂、個人情報保護法、著作権とAI、フリーランス保護法など)も入れました。
あわせて、CBT方式の受験の流れ、科目A・科目Bの構成、科目A免除制度、申込み手順をまとめた受験ガイドも用意しています。科目A免除は使える人には大きい制度なので、知らないまま受けるのはもったいないと思います。
完全オフライン、課金なし
電車の中や電波の届かない場所でも使えます。アカウント登録は不要で、学習履歴は端末内にのみ保存され、外部に送信されません。App内課金もありません。
なお、本アプリの問題・解説は、過去の出題論点とIPAが公表しているシラバス・擬似言語の記述形式をもとに学習用に作成したオリジナル問題です。実際の試験問題の転載ではありません。試験制度・日程・申込方法の正式な情報は、IPAの公式サイトで必ずご確認ください。
これから
開発の進捗はこのブログとアプリページでお知らせします。
アプリの詳細は「うちの基本情報技術者ノート」アプリページにまとめています。