YutarouLabsは「公共交通オープンデータチャレンジ2026」に参加する予定です。
現時点では作品応募フォームがまだ公開されていないため、正式な応募は済んでいません。この記事は「参加予定のお知らせ」であり、応募に向けて開発を進めている段階の内容としてお読みください。
なぜ参加するのか
YutarouLabsでは、暮らしの中の小さな手間を軽くするアプリをいくつか作ってきました。その中に、公共交通や不動産に関わるアプリが元々あります。
- うちの不動産カルテ(不動産情報の管理アプリ)
- うちの沿線速報(鉄道の運行情報アプリ)
どちらも「もっと良くしたい」と思っていた機能があり、そこに公共交通オープンデータを組み合わせると、実用性を大きく伸ばせそうだと感じました。せっかくなら、その開発の成果をコンテストという形でも発信してみようと考え、参加を決めました。
コンテストのために一時的な作品を用意するのではなく、普段使うアプリをオープンデータで強化し、その成果を応募する、という順番で進めています。
参加予定の3アプリ
現在、以下の3本を提出候補として開発しています。
1. うちの不動産カルテ
既存の不動産管理アプリを強化します。公共交通・統計・不動産のオープンデータを組み合わせ、物件単位で次のような情報を確認できるようにする方向で開発を進めています。
- 周辺交通
- 病院へのアクセス
- 買い物環境
- 人口・世帯構成・高齢化率
- 地価
- ハザード情報
- 生活環境
- 公共交通での到達性
「この物件は駅からだけでなく、実際の生活動線としてどう便利なのか」がひと目でわかるアプリを目指しています。
2. うちの沿線速報
既存の鉄道・沿線情報アプリを強化します。運行情報やGTFS・GTFS-RTのデータを活用し、列車位置・バス・代替交通の情報まで扱える方向で開発を進めています。
単純に「遅延しています」と通知するだけでなく、「今どうなっているか」「利用者が次にどう動けばよいか」まで伝えられるアプリを目指しています。
3. 新規アプリ(多機能公共交通アプリ)
今回のコンテストに合わせて新しく開発しているアプリです。コンテスト限定の作品ではなく、終了後も継続して一般公開・運用する前提で作っています。
新規公共交通アプリで考えていること
通常の乗換案内は「最短時間」を中心に案内してくれます。それに対してこのアプリでは、次のような「時間の余裕」や「乗換の不安」に応える機能を考えています。
- あと何時間ここにいられる?
- 何時までに出れば帰れる?
- 今日の残り時間でどこまで行ける?
- この乗換は本当に間に合う?
- 一本逃したら次は何分後?
- 最速より安心できるルートは?
- 空港やフェリーに間に合う?
- 途中下車できる時間は?
- 次のバスまでの待ち時間をどう使える?
都市部の乗換案内は充実していますが、本数の少ない地方の鉄道・バス・コミュニティバス・フェリーなどでは、「最終交通に間に合うか」「乗換に失敗したらどうなるか」が特に気になります。都市部・地方どちらでも使える設計を目指しています。
使用予定のオープンデータ
3本のアプリを通じて、以下のような無料・オープンなデータの活用を予定しています。
- ODPT(公共交通オープンデータセンター)
- GTFS / GTFS-JP / GTFS-RT
- e-Stat(政府統計の総合窓口)
- 不動産情報ライブラリ
- 国土地理院のデータ
- Apple MapKit / Core Location
- その他の無料オープンデータ
APIキーは各アプリに直接埋め込まず、YutarouLabsのCloudflare環境を経由して利用する構成を基本としています。Google Maps API・NAVITIME・駅すぱあとなどの有料従量課金APIには、原則として依存しない方針で開発を進めています。
コンテスト後も継続運用する方針
これらのアプリは、コンテストのために一時的に作るものではありません。コンテストが終わったあとも、普段使うアプリとして継続して運用していく予定です。
無料・オープンデータを中心に構成することで、運用コストを抑えながら長く使えるアプリを目指しています。
今後の開発状況もサイトで紹介予定
現時点ではまだ開発途中の内容が多く、仕様は今後変わる可能性があります。応募に向けた開発の進捗は、このブログや各アプリのページで今後もお知らせしていく予定です。
YutarouLabsのアプリ一覧
うちの不動産カルテ・うちの沿線速報をはじめ、YutarouLabsが開発しているアプリはアプリ一覧ページにまとめています。
各アプリの詳細は以下のページもあわせてご覧ください。